お布施の相場を一から学ぶBlog

2016年11月21日

知って得する葬儀で失敗しないマナーに関して

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一昨年でしょうか、某大手通信販売サイトが、僧侶のレンタルを商品として売り出しました。賛否両論が渦巻き、マスメディアを巻き込んだ論争になりました。正解不正解は別にして、檀家制度の崩壊と葬儀・告別式の難しさを如実に表す論争だったのではないでしょうか。都市部では無宗派の若者が多いですが、地方に行くほどお寺との関係は密接になります。お葬式には僧侶の読経が欠かせませんし、読経をしてもらえばお布施が必要になります。

基本的にお布施の金額は決まっていませんが、一万〜三万円が一般的になっているのではないでしょうか。それとは別に、お車代と食事代を付けるケースもあります。直接訊ねる訳にはいかないイメージもありますが、僧侶によっては分かり易く答えてくれることもあります。やはり大切になるのは、亡くなった方に対しての気持ちではないでしょうか。お経をあげることで落ち着いた気持ちになれますし、その感謝の気持ちを表すだけで十分ではないでしょうか。

近年のお寺は、檀家の不安を軽減させる目的で、あらかじめお布施の金額を決めているところがあります。これも賛否両論がありますが、分かり易いと歓迎の声があるのも事実です。本屋さんではお葬式に関する書類が多く出ていますし、それらを参考にしてみるのもお勧めです。