2016年12月05日
確認をしておきたいお布施の金額と渡し方
家族が亡くなった場合に遺族はお世話になった寺院や教会などに出向いて挨拶をし、お礼を渡すことが一般的になっています。多くの場合それは葬儀が終わった翌日に行うことが一般的なようです。しかし、いくら次の日に出向くことが当たり前でも、葬儀が終わった直後には翌日ご挨拶に伺う旨は伝えておくほうが望ましいとされています。その時の服装は平服でもかまいません。お礼は現金で渡します。お金は白い封筒に入れます。宗教者自身の不幸に対してではないので不祝儀袋には入れないということも覚えておく必要があるでしょう。お布施は、仏式のお葬式を行った場合のお礼のことです。お通夜、葬儀、火葬の導師をしていただいたこと、戒名をいただいたことに対して渡しますが、封筒の表書きはお布施とします。
葬儀当日の場合にはお車代、食事を出さない場合にはお膳料として渡すこともあります。僧侶に対して読経や戒名をつけていただいたお礼ということで、読経料や戒名料と表書きに書くことは避けるべきだとされています。読経や戒名といった具体的な語句を使うと、そのことに対する手数料のように受け取られる場合もあるので注意が必要です。お布施の渡し方で気をつけなければいけないことは、直接手渡しはしないということです。お盆やその代わりになるようなものの上に乗せて渡すことが丁寧な渡し方だといわれています。葬儀を行う場合、読経などに関する具体的な金額は決まってはいません。あくまで自分の気持ちを包むということが原則となっています。
一般的な相場がないことでいくら包めば良いかに悩んでしまう人も多くいますが、寺院によっては檀家の取り決めがある場合もあるので直接聞いてみることもできます。具体的な金額を聞くのは躊躇するかもしれませんが、取り決めがあるようならそれは失礼にはあたりません。最近は、お葬式のすべてを葬儀社に依頼して行う場合が多くなっています。菩提寺ではなく葬儀社が手配した僧侶であれば、金額だけではなく渡し方も葬儀社に必ず確認をすることが必要になります。
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