お布施の相場を一から学ぶBlog

2018年03月09日

浄土宗というのは意外とウエイトが多い

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様々な宗派の仏教があるのですが、日本で最も多いとされているのは浄土真宗になります。あるいはそこの元となった浄土宗というところも含めますとそれはもうかなりのウエイトの日本人がこの周辺に入っているということになります。

ただし、あくまで公称ではなく自称になりますのでそこまで正しい数値であるのかといえば微妙です。この浄土宗に関する葬儀のことなのですが極めて変わっている考え方として、葬儀をすること自体はそれほど死者のためになっているというわけではないです。

そもそも仏教における葬式の考え方なのですが宗派によって多少違うとはいえ基本的に地獄に落ちないように葬式をしていると言えます。名前くらいは聞いたことがあるでしょうが閻魔大王に生前の罪を測られることになるのですが、その時に葬式や追善供養などをされますと加点されます。

つまり、は地獄行きを下げることができるというのがこの手の儀式の大義名分の一つなのですが、そもそも浄土宗の場合念仏を唱えて亡くなった場合に関しては極楽行きが確定してますので、葬式というのがそもそも意味のある行為ではないということになっています。

しかし、行われるのは当然、遺された人のためという名分があるわけですから、やらないわけではありませんから注意しておきましょう。むしろ、横のつながりを強くして発展してきた歴史がありますから、この手の儀式や説法などにはよく参加するようにと言われているものをまた確かです。